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中村勘三郎丈の訃報を聞いて

先週も今週も休日に仕事が入ってしまったので、今日、12月5日は有給休暇にしていて、掃除して買い物に行って、と楽しみに早起きしました。7時頃、布団の中からTwitterを見て「!」慌ててTVをつけたら、5日未明に勘三郎さんがなくなったというニュース。
ほんとうに驚いて、布団に戻ってうとうとしながら、扇町公演の平成中村座にキモノを着て観に行ったことや(楽しかった♪)、NYの凱旋公演で、松竹座の研辰を(はしっこだけど)一列目で観劇して、勘三郎さんがこっち見てたこと(派手な格好でワンカップ飲んでたから…)、NHK舞台中継の夏祭りが面白くて、何度も繰り返し見たこと、歌舞伎を見出した頃は情報に飢えていて中村屋のドキュメント番組を楽しく見た事、俳優祭の「歌舞伎座の怪人」がとっても面白くて感動した事などなどを思い出して泣いていました。
57歳なんて、病気が快癒した暁には、いよいよ歌舞伎界の中心になって、いろんな改革などもしつつ、歌舞伎界をまとめて盛り上げて、海老蔵さんのことも叱ったり諭したりホメたりして導いてくれるものと思っていたのよ。
海老蔵掲示板に書き込んでくださっていた中村屋のご贔屓さんがどんなに嘆いていらっしゃるだろう、観劇に来られていた中村屋ご贔屓のみなさんの落胆がどれだけ深いだろうと、それも悲しみを増幅します。
別件も一段落したし、歌舞伎座も来春にはオープンだし、またそろそろ歌舞伎観劇に力をいれてこうかしら?と思っていた矢先でとっても寂しい限り。それでワイドショーに釘付けになってました。関けい子さんが電話でインタビューにこたえられていて、「(もうよくないと)わかっていました。勘九郎さんがいやに力んでいるし、七之助さんがとてもしょんぼりしていたので…」と仰っていたのが可哀想で印象的でした。
ご冥福をお祈りしたいですけど、歌舞伎座の怪人になられたらどうかしら!?とも思う夜です。
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