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九月大歌舞伎 松竹座で海老蔵さんを下見♪ [海老蔵礼賛]

2011年9月3日、九月大歌舞伎に昼・夜出かけてきました〜。
どっちも三等で、まずは下見です。七月歌舞伎は、行きたい方のチケットじゃなかったし、東京でほかの予定もいっぱいあって、それに暑かったし、ソワソワした観劇だったけど、今回は、地元だし♪チケットいっぱい持っているし♪お休みの日だから歌舞伎に集中できるし、8月が終わるのが寂しいとおもいつつ、9月になるのを楽しみにしておりました(^人^)

なんかね〜澤瀉屋さんに軍配かな〜。でも海老蔵さんも及第点!って感じでした。

【昼の部】は「悪太郎」ではじまり。猿翁十種なんですって。酒癖が悪い「悪太郎」を改心させる面白い踊りで、右近さんが大活躍です。…ただ、三階の右端の列取っちゃって、初見でこの席は辛い!舞台の全体像が見えん!今度、ちゃんと拝見するのが楽しみです。
そして「若き日の信長」。この手のお芝居はキライなんですよね〜。演出が中途半端に古くて。「宮本武蔵」や「信長」の悪夢を思い出しました。海老蔵さんのヘ〜ンな台詞まわしがゲ〜!!!海老蔵さんが蓮の葉を被って出てきたのと弥生役の壱太郎さんには萌えましたけど☆そして、稲光の中で「敦盛」を舞うトコロは格好よかった。ただ、やっぱりやつれて見えるな。
昼の部最後は「河内山」。詐欺師の坊さんが團十郎さんで、好色な城主が海老蔵さん。こーゆーお芝居の方が好き。ステレオタイプなようでいて、やりようでちゃんと面白くなる。そんで、海老蔵さんに見初められたら拒絶のしようもないと思いますが、そこはお芝居w 海老蔵さんは悪役なのに、白塗りのお殿様で出てこられたら、拍手喝采でした♪役者さんの見せ場もキチンと用意されてるのもいいですね。

【夜の部】は、舞台全体を見渡せる席(ホッ)。「華果西遊記」ナント、西遊記です。もちろん右近さんが孫悟空。三蔵が笑也さんで、女王とその妹が春猿さんと笑三郎さん。みんなおキレイ〜。手品なあり、アクロバットありのケレン味タップリで、拍手や笑いも取ってて、海老蔵さんが孫悟空がよかったな〜。楽しい舞台。歌舞伎の立ち回りはいつも途中で飽きちゃう。
そして「勧進帳」。團十郎さんが富樫で、海老蔵さんが武蔵です。巳沙鳳さんがいらっしゃいます♪殆ど双眼鏡の中の海老蔵さんで、全体像はわかりませんが(!!)私は楽しかったです。ずっと集中して見られて。「ン?」って思うとこも無かったし。
最後はまた澤瀉屋さんで「幸助餅」。松竹新喜劇でやってたんですって。主役の翫雀さんと相撲取りの右近さんの大きさのバランスがよくて、脇もよかったし(また壱太郎さんがカワイイ♪)、わかりやすくて、ナンカ私のまわりの雰囲気では「勧進帳」より、コッチのが好評っぽかった。なんで〜。藤山寛美よりは説教臭さは感じなかったけど、やっぱりなんかイヤ。雷(いかづち)関に全財産も命もくれてやるほど贔屓にして、それを全うして楽しい思い出と妄想に浸りながら野垂れ死にたいわ〜www 「雷関」を「海老蔵さん」とか「吉井和哉」とか「滝ヨシミツ」とかに入れ替えて読んでくださいな。

まずは下見なんで、軽めの感想でお許しください。

【蛇足】松竹座は電波入りにくくて、幕間もiPhoneでツイートしにくいし、上演中は電波入らなくしてるハズなのに、着信音二回くらい鳴ってたし、マナーモードのブルブルも結構あった。なんで〜!?iPhoneは入りにくいのか…ってかみんな、電源切りなさいよ。もう。
 で、台風が来ているからか、昼は9割くらいの入りで、夜はさすがに埋まってたけど、幕見席はがら空きだった。ウチのハハくらいの年代のヒトが「『勧進帳』終わったら帰られるから…」な〜んて出待ちの相談なさってたのが面白かったです。

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